決算特別委員会
各分科会
予算特別委員会
各分科会各
委員会室付託案件の審査９月４日
９月５日
９月６日
９月７日
９月８日木
金
土
日
月休会９月９日火午前１０時
決算特別委員会議場各
分科会委員長審査報告
質疑
表決決算特別委員会閉会後
予算特別委員会議場各
分科会委員長審査報告
質疑
表決予算特別委員会閉会後本
会議議場委員長審査報告
質疑 討論 表決
議事日程第１号 平成１５年８月２５日（月曜日）午前１０時開会第１ 会期の決定第２
会議録署名議員の指名第３ 諸般の報告 ア
議会事務処理状況報告 イ その他第４
全国市議会議長会会長の表彰状の伝達第５ 報第１２号 平成１５年度天童市
水道事業会計補正予算（第１号）の
専決処分の承認を求めることについて第６ 議第２２号 天童市
教育委員会委員の任命について第７ 議第２３号 天童市
市営日光住宅７号棟
改築主体工事請負契約の締結について第８ 認第１号 平成１４年度天童市
一般会計決算第９ 認第２号 平成１４年度天童市
国民健康保険特別会計決算第１０ 認第３号 平成１４年度天童市
老人保健特別会計決算第１１ 認第４号 平成１４年度天童市
用地買収特別会計決算第１２ 認第５号 平成１４年度天童市財産区
特別会計決算第１３ 認第６号 平成１４年度天童市
交通災害共済事業特別会計決算第１４ 認第７号 平成１４年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計決算第１５ 認第８号 平成１４年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計決算第１６ 認第９号 平成１４年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計決算第１７ 認第１０号 平成１４年度天童市
介護保険特別会計決算第１８ 認第１１号 平成１４年度天童市
水道事業会計決算の認定について第１９ 認第１２号 平成１４年度
天童市立天童病院事業会計決算の認定について第２０ 議第１０号 平成１５年度天童市
一般会計補正予算（第２号）第２１ 議第１１号 平成１５年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算（第１号）第２２ 議第１２号 平成１５年度天童市
用地買収特別会計補正予算（第１号）第２３ 議第１３号 平成１５年度天童市財産区
特別会計補正予算（第１号）第２４ 議第１４号 平成１５年度天童市
交通災害共済事業特別会計補正予算（第１号）第２５ 議第１５号 平成１５年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計補正予算（第１号）第２６ 議第１６号 平成１５年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）第２７ 議第１７号 平成１５年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）第２８ 議第１８号 平成１５年度天童市
介護保険特別会計補正予算（第１号）第２９ 議第１９号 天童市
市営住宅条例の一部改正について第３０ 議第２０号 天童市
都市公園条例の一部改正について第３１ 議第２１号 天童市
防犯推進条例の設定について第３２
決算特別委員会の設置及び
議案付託第３３
予算特別委員会の設置及び
議案付託 議案付託表 （平成１５年度第３回定例会）
付託委員会議案番号件名決算特別委員会認第１号平成１４年度天童市
一般会計決算認第２号平成１４年度天童市
国民健康保険特別会計決算認第３号平成１４年度天童市
老人保健特別会計決算認第４号平成１４年度天童市
用地買収特別会計決算認第５号平成１４年度天童市財産区
特別会計決算認第６号平成１４年度天童市
交通災害共済事業特別会計決算認第７号平成１４年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計決算認第８号平成１４年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計決算認第９号平成１４年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計決算認第１０号平成１４年度天童市
介護保険特別会計決算認第１１号平成１４年度天童市
水道事業会計決算の認定について認第１２号平成１４年度
天童市立天童病院事業会計決算の認定について
予算特別委員会議第１０号平成１５年度天童市
一般会計補正予算（第２号）議第１１号平成１５年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算（第１号）議第１２号平成１５年度天童市
用地買収特別会計補正予算（第１号）議第１３号平成１５年度天童市財産区
特別会計補正予算（第１号）議第１４号平成１５年度天童市
交通災害共済事業特別会計補正予算（第１号）議第１５号平成１５年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計補正予算（第１号）議第１６号平成１５年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）議第１７号平成１５年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）議第１８号平成１５年度天童市
介護保険特別会計補正予算（第１号）●本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
△開会
○
青柳仁士議長 皆さん、おはようございます。 ただいまから８月４日に招集告示されました平成15年度第３回
天童市議会定例会を開会いたします。
△開議
○
青柳仁士議長 本日の会議は
全員出席であります。したがいまして、直ちに本日の会議を開きます。 本日の会議は
議事日程第１号によって進めます。
△会期の決定
○
青柳仁士議長 日程第１、会期の決定を議題といたします。 会期など
議事日程については、
議会運営委員会に審議を願っておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。
長岡議会運営委員長。 〔長岡
繁議会運営委員長 登壇〕
◆
長岡繁議会運営委員長 皆さん、おはようございます。 本日招集になりました第３回
天童市議会定例会の会期及び
議事日程につきましては、８月19日及び本日に
議会運営委員会を開催し協議いたしました結果、会期は本日から９月９日までの16日間とし、
議事日程は皆様のお手元に配付しております日程表に従いまして運営することに決定しております。 皆様方の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。
○
青柳仁士議長 お諮りいたします。 会期の
議事日程については、ただいまの
議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から９月９日までの16日間と決定いたしました。
△
会議録署名議員の指名
○
青柳仁士議長 次に、日程第２、
会議録署名議員の指名を行います。 １９番 水戸 諭議員 ２０番
高麗辺市郎議員 ２１番
伊藤三雄議員以上、３名を指名いたします。
△諸般の報告
○
青柳仁士議長 次に、日程第３、諸般の報告を行います。
議会事務処理状況などについて、
事務局長に報告を求めます。
◎
林昇事務局長 諸般の報告を申し上げます。 議会の
事務処理状況につきましては、６月定例会以降の
事務処理状況を印刷いたしまして皆様のお手元に配付しております。また、請願・陳情の採択の処理結果並びに
市監査委員から送付ありました
定例監査結果報告及び
例月出納検査報告につきましても皆様のお手元に配付しておりますので、御了承くださるようお願いいたします。 なお、今定例会に説明員として出席通知ありました者の職氏名を一覧表にして配付しておりますので、ごらんくださるようお願い申し上げます。 以上、甚だ簡単ですが、諸般の報告にかえさせていただきます。
○
青柳仁士議長 以上で諸般の報告を終わります。
△
全国市議会議長会会長の表彰状の伝達
○
青柳仁士議長 次に、日程第４、
全国市議会議長会会長の表彰状の伝達を行います。
事務局長がお名前をお呼びしますので、呼ばれた方は演壇の前に御整列願います。
◎
林昇事務局長 それでは、お名前を申し上げます。 水戸 諭議員、秋葉 忠議員、
伊藤和子議員、以上３人であります。
○
青柳仁士議長 表彰状 天童市 水戸 諭殿 あなたは
市議会議員として15年市政の振興に努められたその功績は著しいものがあります。第79回定期総会に当たり、
本会表彰規程により表彰いたします。 平成15年６月19日
全国市議会議長会 会長 片山 尹 おめでとうございます。（拍手） 表彰状 天童市 秋葉 忠殿以下、同文であります。 おめでとうございます。（拍手） 表彰状 天童市
伊藤和子殿以下、同文であります。 おめでとうございます。（拍手）
○
青柳仁士議長 以上で表彰状の伝達を終わります。
△報第１２号 平成１５年度天童市
水道事業会計補正予算（第１号）の
専決処分の承認を求めることについて
○
青柳仁士議長 次に、日程第５、報第12号平成15年度天童市
水道事業会計補正予算（第１号）の
専決処分の承認を求めることについて議題といたします。
△
提案理由の説明
○
青柳仁士議長 これより市長の説明を求めます。
遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎
遠藤登市長 おはようございます。 まず、ただいま表彰状をいただきました３名の皆様に、
全国議長会会長表彰ということで心からお祝いを申し上げます。 本日ここに平成15年度第３回
天童市議会定例会を開催し、平成14年度天童市
一般会計決算認定を初め諸議案を提出するに当たり、その大要について御説明申し上げます。 最初に、報第12号平成15年度天童市
水道事業会計補正予算（第１号）の
専決処分の承認を求めることについてから申し上げます。
上水道高料金対策の一つとして、地方債のうち年利７％以上のものについて、その一部が低金利債への借りかえの決定がなされたことに伴い、企業債を新たに加え3,370万円を追加補正したものであります。 これに伴い、
資本的収入の総額を１億7,581万1,000円とし、
資本的支出の総額を７億4,159万7,000円とするものであります。
地方自治法第179条第１項の規定に基づき、議会を招集するいとまがないと認め
専決処分をいたしましたので、御報告をさせていただくものであります。 どうぞよろしくお願いをいたします。
○
青柳仁士議長 ここでお諮りいたします。 ただいまの議題となっております報第12号については、
会議規則第37条第２項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、報第12号については
委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○
青柳仁士議長 それでは、これより質疑を行います。 （「なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
青柳仁士議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 （「なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 討論の通告がございませんので、終結いたします。
△採決
○
青柳仁士議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 ただいま報第12号平成15年度天童市
水道事業会計補正予算（第１号）の
専決処分の承認を求めることについて、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、報第12号については原案のとおり承認することに決定しました。
△議第２２号 天童市
教育委員会委員の任命について
○
青柳仁士議長 次に、日程第６、議第22号天童市
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
△
提案理由の説明
○
青柳仁士議長 これより
提案理由の説明を求めます。
遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎
遠藤登市長 議第22号天童市
教育委員会委員の任命について御説明を申し上げます。 三
條忠夫教育委員会委員は、９月30日をもって任期満了となりますが、同氏は識見人格とも
教育委員会委員として最適任者と認められますので、再び任命しようとするものであります。 よろしく御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げます。
○
青柳仁士議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議第22号については、
会議規則第37条第２項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、議第22号については
委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○
青柳仁士議長 それでは、これより質疑を行います。 （「なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 質疑なしと認め、終結いたします。 ここでお諮りいたします。 本案件は
人事案件でありますので、先例により討論を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 御異議なしと認め、討論を省略することに決定しました。
△採決
○
青柳仁士議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議第22号天童市
教育委員会委員の任命について、これに同意することに御異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、議第22号についてはこれに同意することに決定しました。
△議第２３号 天童市
市営日光住宅７号棟
改築主体工事請負契約の締結について
○
青柳仁士議長 次に、日程第７、議第23号天童市
市営日光住宅７号棟
改築主体工事請負契約の締結についてを議題といたします。
△
提案理由の説明
○
青柳仁士議長 これより
提案理由の説明を求めます。
遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎
遠藤登市長 議第23号天童市
市営日光住宅７号棟
改築主体工事請負契約の締結について申し上げます。
市営日光住宅建てかえ事業は、平成７年度から順次実施いたしまして、現在６号棟まで合計63戸の改築が既に終了しております。７号棟12戸と８号棟14戸及び集会所の改築が残っている状況であります。このたび、
国土交通省の補助を受け、
国庫債務負担行為により15年度、16年度の２カ年で
市営日光住宅７号棟を改築しようとするものであります。 建物の概要につきましては、
鉄筋コンクリート３階建て、12戸、
エレベーターつき、間取りは２
ＤＫタイプで
延べ床面積は約951平方メートルの施設であります。 本工事の入札は
条件つき一般競争入札で、去る８月20日に執行いたしました。その結果、消費税を含めて１億5,540万円で
株式会社丸吉が落札となりましたので、契約を締結しようとするものであります。 参考まで、関連する他の工事について御説明申し上げます。
市営日光住宅７号棟
改築工事の機械及び
電器設備工事の入札につきましても８月20日に執行しております。その結果、
機械設備工事につきましては、消費税を含めて2,646万円で
長岡ガス供給株式会社、
電器設備工事につきましては、消費税を含めて1,711万5,000円で
配電工業株式会社天童営業所にそれぞれ落札しております。 よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。
○
青柳仁士議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議第23号については、
会議規則第37条第２項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、議第23号については
委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○
青柳仁士議長 それでは、これより質疑を行います。 17番、
伊藤和子議員。
◆１７番（
伊藤和子議員） ただいまの説明では、12戸の戸数で
エレベーターつきということでありましたが、これまでの
市営住宅からいうと、入り口が何カ所かあって、３階建ての場合ですと１つの入り口に６戸になるということですが、この
エレベーターつきの場合、２基をつけるのかどうか。 それから、２ＤＫということでありますが、全戸数この間取りになるのかどうか、ちょっともう少し詳しくお聞かせください。
○
青柳仁士議長 奥山建設部長。
◎
奥山正一建設部長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。 先ほど市長から説明ありましたように、
鉄筋コンクリート３階建てで、法が改正になりまして
エレベーターを設置する義務といいますか、それが出てまいりました。それで、今、社会的にいろいろ
高齢者対策というふうにも問題がなっていますので、それに伴って設置しているということになっています。 なお、各階に廊下につながっておりますので、そんなに影響ないかなというふうな気はしておりますけれども、そんな状況でございます。 以上です。
○
青柳仁士議長 17番、
伊藤和子議員。
◆１７番（
伊藤和子議員） これまでの
市営住宅は、入り口でもわきとはつながらないわけですが、この建屋からいけば、
エレベーター１基をつけて廊下で結ぶという建物に、今までにない建物になるのではないかなということで御質問申し上げておりますので、その辺ちょっともう１回お願いいたします。 あと、間取りについては同じ間取りで、
バリアフリー対策等がとられるのかどうか、あわせてお聞かせください。
○
青柳仁士議長 奥山建設部長。
◎
奥山正一建設部長 お答えいたします。
エレベーターは１基でございます。それで、各階にもちろん入り口がございまして、それで供用開始されますというのが第１点でございます。 それから、
バリアフリー化でございますけれども、これらの点につきましても二、三年前から手すりとか階段をなるべく緩やかにするとか、そういう手だても講じております。 以上でございます。
○
青柳仁士議長 ほかにございませんか。 （「なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
青柳仁士議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 （「なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 討論の通告ございませんので、終結いたします。
△採決
○
青柳仁士議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 ただいま議第23号天童市
市営日光住宅７号棟
改築主体工事請負契約の締結について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、議第23号については原案のとおり可決されました。
△認第１号 平成１４年度天童市
一般会計決算外２３件
○
青柳仁士議長 次に、日程第８、認第１号平成14年度天童市
一般会計決算から日程第31、議第21号天童市
防犯推進条例の設定についてまでの議案24件を一括上程し、議題といたします。
△
提案理由の説明
○
青柳仁士議長 これより
提案理由の説明を求めます。
遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎
遠藤登市長 認第１号平成14年度天童市
一般会計決算から議第21号天童市
防犯推進条例の設定についてまでを一括して御説明申し上げます。 初めに、認第１号平成14年度天童市
一般会計決算から認第12号平成14年度
天童市立天童病院事業会計決算までの
決算関係議案について、その大要を御説明申し上げます。 国では平成13年４月以降、「改革なくして成長なし」という基本的な考え方のもと、厳しい環境の中にある
日本経済の再生を当面する最重点の課題と掲げ、
不良債権処理を加速するとともに、これに伴う雇用や中小企業への影響に対する施策を強化するなど、経済、財政、さらには税制を含め、さまざまな取り組みを進めております。また、
地方財政につきましては、平成14年６月の「
経済財政運営等構造改革に関する基本方針2002」におきまして、三位一体の改革を進めることを打ち出し、
地方税財政全般にわたる
構造改革の基本的な考え方を示されたところであります。 本市におきましては、このような状況の中、第五次天童市
総合計画の達成を図るため、
市民文化会館施設改修事業を初め
緊急地域雇用創出特別基金事業や
木材産業経営革新公共施設整備事業、
西沼田遺跡整備事業、鍬ノ町・
老野森土地区画整理事業などに積極的に取り組むとともに、
介護保険の円滑な運営と
福祉サービスの向上に努めるなど、
市民福祉の充実に配慮した各種施策に積極的に取り組み、重要かつ緊急な
社会資本の整備と安全で安心して暮らせる
まちづくりを進めてきたところであります。 その結果、執行された本市の平成14年度
一般会計の決算は歳入総額197億2,416万1,000円、歳出総額193億3,642万7,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は３億4,104万2,000円の黒字となった次第であります。 また、天童市
国民健康保険特別会計を初め、９つの特別会計につきましては、天童市老人保健特別会計において翌年度歳入の繰り上げ充用を行いましたが、そのほかの８つの特別会計につきましては、実質収入がそれぞれ黒字となったところであります。 次に、水道事業会計及び天童病院事業会計の決算について申し上げます。 水道事業につきましては、土地区画整理事業地内への配水管新設工事を初め、老朽管の更新事業を推進するなど、市民の暮らしと健康を守るため安全な水を安定供給してまいりました。 事業経営では、昨今の経済情勢等から使用水量が減少し、それに伴って給水収益が若干減少したものの、１億6,679万6,706円の純利益の計上となりました。この純利益につきましては、第６次拡張計画事業を初め今後の事業推進に充当するため、建設改良積立金に積み立てるなどを行ないながら、市民の多様な水需要にこたえるとともに健全財政を堅持してまいります。 天童病院の事業経営につきましては、市民の医療に対する多様化と高度化の傾向が一層強まる中にあって、診療体制の整備と患者サービスの向上、経営の健全化に努力してまいりましたが、1,367万6,625円の純損失の計上となりました。今後とも一層の健全経営に努めるとともに、市民の健康増進と信頼にこたえられる診療体制の充実に向け努めてまいります。 なお、
一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の概要につきましては、
決算特別委員会において収入役、
水道課長、天童病院
事務局長から御説明を申し上げます。 また、決算につきましては
監査委員から別冊のとおり決算
審査意見書の提出を受けておりますので、御意見の趣旨を十分体しまして、今後ともより一層の経費削減と効率的な行財政運営に努め、市民の負託にこたえる所存であります。 よろしく御審議の上、御認定くださいますようお願い申し上げます。 次に、平成15年度天童市の
一般会計及び特別会計の補正予算について、その大要を御説明申し上げます。 初めに、議第10号平成15年度天童市
一般会計補正予算（第２号）について申し上げます。 今回の補正予算につきましては、１つには減債基金の積立金であります。これまでも後年度における財政負担の軽減を図るため、減債基金などを財源に計画的に繰上償還を実施し、健全財政の堅持に努めてきているところであります。来年度以降につきましても、公債費の計画的な償還を行うため資金を積み立てるものであります。 ２つには、国及び県の補助内示に伴い、天童商工会議所が行う王将通り商店街街路灯整備事業の補助に要する経費を新たに計上するほか、市道三中成生２号線の工事費の増額や新世代地域ケーブルテレビ施設整備事業補助金の減額などを行うものであります。 ３つには、幹線道路のネットワーク化を促進するため、山元地区県営ふるさと農道緊急整備事業負担金を増額するものであります。そのほか、市単独事業として、明治乳業株式会社天童工場跡地利用に伴い、市道北久野本１号線を拡幅するための用地買収費を初め、林道維持管理に要する経費などを計上するものであります。 これらに要する経費として、既定の予算総額に５億1,567万5,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算をそれぞれ193億8,567万5,000円とするものであります。 なお、これらの補正にかかわる財源としましては、前年度繰越金、地方交付税、国庫支出金などを充当いたしたところであります。 予算第２条の地方債の補正につきましては、事業費の変更に伴い、第２表のとおり起債の限度額を変更するものであります。 次に、議第11号平成15年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算（第１号）について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に２億1,558万1,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ49億3,260万2,000円とするものであります。 その内訳は、総務費一般被保険者療養給付費、前年度からの繰り越しを見込んだ給付基金元金積立金並びに国からの療養給付費負担金の平成14年度精算分の額の確定に伴う返還金の増額補正であります。 その財源といたしましては、国庫支出金、県支出金、
一般会計繰入金及び前年度からの繰越金をもって措置するものであります。 次に、議第12号平成15年度天童市
用地買収特別会計補正予算（第１号）について申し上げます。 今回の補正予算は、前年度繰越金の額の確定に伴い、繰越金を
一般会計に戻すための繰出金等の補正であります。 次に、議第13号平成15年度天童市財産区
特別会計補正予算（第１号）について申し上げます。 高擶地区財産区費、大字高擶有財産区費及び大字荒谷有財産区費につきましては、前年度繰越金の額の確定に伴い基金への積立金を増額するものであります。 次に、議第14号平成15年度天童市
交通災害共済事業特別会計補正予算（第１号）について申し上げます。 今回の補正予算は、前年度繰越金の額の確定に伴い、交通災害共済事業見舞金への組み入れするための補正であります。 次に、議第15号平成15年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計補正予算（第１号）について申し上げます。 今回の補正予算は、公共下水道建設事業費の見直しに伴う組み替え及び前年度繰越金を全額
一般会計へ繰り出すことに伴う補正が主なものであります。 次に、議第16号平成15年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）について申し上げます。 今回の補正予算は、前年度繰越金の額の確定に伴う繰出金の増額や補助事業の内示による組み替え補正が主なものであります。 次に、議第17号平成15年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）について申し上げます。 今回の補正予算は、前年度繰越金の額の確定に伴う繰出金の増額や組み替え補正が主なものであります。 次に、議第18号平成15年度天童市
介護保険特別会計補正予算（第１号）について申し上げます。 今回の補正予算は、平成14年度
介護保険特別会計における介護給付費などの確定精算による国及び社会保険診療報酬支払基金からの追加交付に伴い、
一般会計への返還のほか、介護給付費準備基金積立金や財政安定化基金拠出金の増額を行うものであります。 以上が、平成15年度天童市
一般会計補正予算（第２号）のほか８件の補正予算の大要であります。 次に、議第19号天童市
市営住宅条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、
市営住宅の建てかえ事業により、日光住宅の昭和41年度及び42年度設置の
市営住宅３棟並びに併設の日光住宅集会所の解体に伴い、一部改正を行おうとするものであります。 次に、議第20号天童市
都市公園条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、光ファイバー通信等を利用する情報化社会の進展に伴い、光アクセス装置の設置に関し新たに通信装置その他これらに類する占用区分を設け、都市公園占用使用料を定めようとするものであります。 次に、議第21号天童市
防犯推進条例の設定について申し上げます。 この条例は、防犯に関する市及び市民の責務を明らかにすることにより、市民の自主的な防犯活動を推進するとともに、防犯思想の啓発及び防犯意識の高揚を図ろうとするものであります。 地域社会の安全は、市民が豊かでゆとりのある安定した生活を営む上での基盤であり、市民だれしもが犯罪のない明るい住みよいまちを望んでおります。しかしながら、近年、全国の犯罪等の情勢を見てみますと、地域社会の変化や住民の連帯意識の希薄化などにより多発傾向にあり、その内容も複雑多様化している現状であります。 本市におきましては、防犯協会等を中心といたしまして積極的に防犯対策に取り組んでおりますが、市民、行政機関、警察、その他関係団体がより一層緊密な連携を保ちながら、地域住民の連帯意識と犯罪防止力を高めて地域社会の安全基盤を強化し、安全で住みよい
まちづくりの実現のために設定しようとするものであります。 以上、24議案について御説明申し上げました。 よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。
△決算
審査意見書の説明
○
青柳仁士議長 次に、
監査委員から
一般会計、特別会計、水道事業会計並びに病院事業会計の決算
審査意見書が提出されておりますので、その説明を求めます。 奥山
監査委員。 〔奥山吉行
監査委員 登壇〕
◎奥山吉行
監査委員 おはようございます。 お手元に配付してあります決算に関する
審査意見書について御説明いたします。
監査委員を代表しまして、監査の結果について御報告いたします。 最初に、平成14年度天童市
一般会計及び各特別会計歳入歳出決算について説明いたします。
審査意見書の１ページに記載してあります。 １、審査対象。平成14年度天童市
一般会計歳入歳出決算を初めとする以下の決算書等です。 第２、審査期間。平成15年７月３日から８月１日まで。 第３、審査方法。決算の審査は、平成15年７月３日付で天童市長から審査に付された平成14年度
一般会計及び各特別会計歳入歳出決算並びに基金の運用状況について、歳入歳出簿その他関係簿冊並びに収入支出証書類等と照合調査するとともに、関係職員の説明を聴取したほか、例月出納検査、
定例監査の結果を参考にし、法令その他の規定に従って処理されているか、予算の執行が適正であるかに主眼を置いて実施しました。 なお、現金預金の残高確認、証書類の残高確認、証書類の検査については、別に法の規定に基づく例月出納検査において実施しました。 審査結果。審査に付された各会計の決算及び附属書類は関係書類に従って作成されており、計数的に正確であり、予算の執行についても適正であると認められました。また、各基金はそれぞれ設置の目的に沿って運用されており、決算における計数は正確で適正と認められました。 続きまして、結びについて説明いたします。54ページをごらんください。 平成14年度の
一般会計と特別会計の各会計相互間の繰入金、繰出金を除いた決算総額は、歳入歳出とも減少しております。 次に、普通会計の歳入については、自主財源及び依存財源とも減少しております。特に、自主財源については前年度に比べ９億9,100万円減少しており、基本財源である市税の落ち込みが目立ちます。 次に、歳出については、前年度に山形中央農業共済組合用地造成事業等の事業が完了したことに伴い、普通建設事業費が大幅に減少しました。また、天童市行財政改革大綱に基づき継続的に事務事業の見直しを図り、経費の削減に努めております。しかしながら、このような歳出削減努力にもかかわらず、市税、地方消費税交付金及び利子割交付金等の落ち込みが大きく、また高利率の縁故債の繰上償還を行っており、財源不足を補うために財政調整基金を取り崩す結果となりました。 特別会計については、老人保健特別会計を除き黒字決算となっております。 続きまして、55ページについてお話ししていきます。 以上が14年度の決算概要です。 平成15年度以降も経済不況によりますます経済が収縮し、工場の海外移転が進み、市民を取り巻く環境はさらに厳しさを増すものと予想されます。国では財政改革、特に三位一体の改革を進めようとしており、平成16年度予算から影響してくるものと思われます。今までのように地方交付税や補助金を確保することが難しくなります。また、市税収入の伸びも期待できず、逆に少子・高齢化社会により市の負担増が予想されます。今後ともより一層行政のスリム化を図り、職員の意識改革に努め、さらなる行財政改革に邁進されるよう要望いたします。 引き続いて、公営企業会計について説明いたします。 平成14年度天童市公営企業会計決算
審査意見書の１ページに記載されております。ことしから１冊にまとめてあります。 第１、審査対象。平成14年度天童市
水道事業会計決算、同じく天童市市立病院事業会計決算。 ２、審査方法。平成15年６月２日付をもって市長から審査に付された決算書及び財務諸表が、地方公営企業法及びその他の関係法令等に準拠して作成され、財政状態及び経営成績を適正に表示しているか否かを検証するとともに、関係職員の説明を求める方法により審査いたしました。 ３、審査期間。平成15年６月２日から６月30日まで。 審査結果。審査に付された決算書及び財務諸表は、いずれも地方公営企業法及びほか関係法令等に準拠して作成され、経営成績及び財政状態を適正に表示しており、決算の計数も正確で適正であると認めました。 続きまして、結びについて説明いたします。15ページをごらんください。 最初に、水道事業です。平成14年度は、給水人口、給水件数とも増加しましたが、年間給水量は減少しており、前年度と同じように推移して経過いたしました。これは厳しい経済環境が長期化し、一段と経済活動が収縮するとともに、企業・個人とも節水に努めたものと見られます。給水量の減少に伴い、有収水量は減少したものの、有収率は改善しております。これは漏水調査により漏水の早期発見や、老朽管の更新により漏水の低下によるもので、努力の効果があらわれているものと思われます。 収支については以下のとおりです。 最後に、平成15年度以降、水道メーターの鉛レス化、耐震性ダクタイル鋳鉄管への交換、第６次拡張事業の一環として、田麦野地区への送水工事等の増加により経費が増加することが予想されます。今後、経費の節減を図りながら、水の安定供給を図り、市民サービスの向上に努められるよう要望いたします。 次に、天童病院事業について説明いたします。37ページをごらんください。 当年度は、診療収入が平成14年４月１日から初めて引き下がるなど、病院の経営環境は悪化しております。さらに、平成15年度は健康保険法の改正によりサラリーマンの自己負担が２割から３割に増額するなど、ますます厳しさを増す傾向にあります。 このような状況下で、天童市立天童病院は、前年同様診療科目５科目、常勤医師７名を含む68名のスタッフ及び病床数70床で推移しました。事業の中では、前年度に引き続き人間ドックを開設し、市民の要望にこたえていることがうかがえます。しかしながら、分析の結果にありますように、内科の患者数は増加したものの、産婦人科、小児科の患者数の減少を補うまでには至っておりません。特に産婦人科においては、平成10年度と比較し23％の減少となっております。現場サイドでは原因分析を行ない、これ以上の減少を食いとめるよう努力しておりますが、さらなる奮起を期待します。 収支については以下のとおりです。 続きまして、38ページです。 平成15年度については、病院改革に向け調査費が予算化されており、その方向で進んでいるものと思います。当然、改築すれば経費の増加が予想されますが、最少の費用で最大の効果を上げる必要があります。最大の効果とは、収入の増と市民サービスの増です。そのためには、第三者による検討機関を設置する等により、経営手法も含めて十分検討されるよう要望いたします。 以上、説明を終わります。
△
決算特別委員会の設置及び
議案付託
○
青柳仁士議長 次に、日程第32、
決算特別委員会の設置及び
議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 認第１号から認第12号までの12件については、
決算特別委員会を設置し審査することとし、委員の選任については委員会条例第８条第１項の規定により全議員を指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 （「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
青柳仁士議長 御異議なしと認めます。 よって、以上12件については、全議員による
決算特別委員会を設置し、審査することに決定しました。 なお、
決算特別委員会の審査の経過と結果については、来る９月９日の本会議におきまして委員長の報告を求めることにいたします。